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正しい歯の磨き方!歯周病、虫歯を予防!

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私はもうすぐ40歳になりますが、虫歯治療はしばらく行っておりません。

しかし、そろそろ歯の健康について真剣に考えていこうと思い、パソコンの電源を入れました。

歯の病気で心配なのは、虫歯や歯周病などがあげられます。

 

日本人には、虫歯をつくるミュータンス菌』が多いと言われています。

とくに女性は、エナメル質の硬度が低いようで、男性よりも虫歯7になりやすいという統計が出ています。そのため、毎日のケアが必要になってきます。

 

少しでも長くおいしいものを食べたい、とお考えの方は今一度歯磨きの見直しを考えてみることをオススメします。

 

見直すことでマイナスになることは決してありません。

健康寿命を延ばすため、日々の歯磨きで丈夫な歯を作っていきましょう。

 

歯磨きの目的は大きく2つに分かれます。

プラーク歯垢)の除去と、歯磨き粉によるエナメル質への充分なフッ素の供給です。

 

プラークとは、ただの食べかすではなく細菌のかたまりなのです。口内のミュータンス菌が糖などを分解してプラークが作られます。そして、歯のエナメル質を溶かしていく。これが虫歯の初期段階になります。

プラークをいかになくすかが虫歯をなくすことに繋がっていくのです。

 

しかし、よく見てみると、口の中は複雑です。

きちんと歯を磨くには工夫が必要なことがわかります。

歯は、歯茎に向かって細くなっていて、歯ブラシを当てづらい歯と歯茎の境目の近くは一番歯垢が残りやすいです。

一本一本歯の形が違うので、すべての面に歯ブラシを直角に当てて磨くには、少なくても5分ほど時間をかけて下さい。いろいろな角度からのアプローチでよりプラークの除去に効果が出てきます。

 

フロスや歯間ブラシでの歯磨き後のケアを含めると10分を目安として行いましょう。

 

プラークが残らない歯磨きの仕方

 

①歯ブラシは鉛筆を持つように握る

手に力が入りすぎないように脇をしめ、鉛筆を持つように中指、人差し指、親指で軽く支えてください。力の入れ具合は、手の甲に歯ブラシの毛先を当てて動かし、くすぐったく感じるくらいを目安にしてください。

一番注意してほしいのが、歯ブラシに水を付けないこと!乾いた歯ブラシに歯磨き粉をつけたほうが、泡立ちも少なく、長い時間磨くことができます。

 

②一筆書きのように磨く順番を決める

磨く順番に決まりはないのですが、しいて言うなら一筆書きの要領で上下の内外、奥歯を順に磨いていくと、磨き忘れがなくなります。

歯磨きのスタート地点も決まってはいませんが、気になるところから磨き始めるといいかもしれませんね。

疲れるといつも疼く場所、歯周ポケットが深い所などを最初に丁寧に磨きましょう。

磨き残しが多い場所として、奥歯の後ろの面、上下の歯の内側、とくに下の内側は舌があるので上手に舌を動かしながら磨いてみましょう。

 

③45度磨きと直角磨きを1本の歯に20回以上行う

なかなか難しいことを書きましたが、実はこれでも足りないくらいなのです。

並んでいる歯を磨くのではなく、1本の歯を磨くと事を意識して、力を入れずに小刻みに動かすのがポイントです。

歯並びが悪い所は、通常の歯磨きをしたあと、歯ブラシを縦にして左右に角度を変えながら磨きましょう。

 

④すすぎ過ぎない

フッ素が流れてしまわないように、すすぎは少量の水で20秒ほど。これを1回で十分です。先ほども書いたように、歯磨きの目的はフッ素の供給にあります。

泡や香味が気になるようでしたら歯磨き粉を見直してみるといいですよ。泡立ちが弱くマイルドな味のものもたくさん販売されています。

 

食後はできるだけすぐに歯磨きをすることも重要です。

外出先などで歯ブラシを使えない場合は、水でぶくぶくうがいをして、口腔ケア用のウェットティッシュプラークを拭き取るだけでもまったく違ってきます。

キシリトールガムも常に持ち歩くといいと思います。ねばねばのプラークをさらさらにする働きがあるので、食後や寝る前に噛むとよいでしょう。

 

 

おわりに

口の疾患は全身の疾患を招くともいわれています。

不具合が起きてからではなく、2~3か月に一度、メンテナンスを持続させて80歳で20本を残し、食べたいものを食べられる歯にしていきましょう。

 

また、妊娠時や更年期には歯周病が進行しやすいとされています。怖い話になりますが、歯周病菌が歯茎から侵入することで、糖尿病や高血圧、認知症脳卒中などの全身疾患の原因となります。

小さな歯茎の変化にも敏感になり、適切なケアを行ってください。