視界(目)にまつわる嘘!ホント!都市伝説まで徹底解剖!
私は中学生の頃からメガネをかけています。
なんと!
0.1以下です。
小学校の後半から、姉が持っていた小説にはまり、一気に目が悪くなりました。
若い頃は、目にいいことを色々してきたつもりですが、現在、まったく視界回復には至っておりません。
今日はそんな視界回復や言い伝えなど
『それって本当!?』と思う、気になるウワサを調査していきたいと思います。
【1】こまめに洗眼するのがいいらしい。
答え 必ずしもそうとは限りません。
花粉やほこり、ハウスダストなどによるアレルギーが気になる時期は、洗い流してきれいさっぱり取り除きたいものですよね。
薬局には、市販の洗眼剤もたくさん販売されているようです。
ただし、洗いすぎは、目を保護している涙に含まれる大切な成分も流してしまい、かえって目によくない場合もあるので、どうしても!というときだけにしておきましょう。
【2】疲れ目は冷やすのがいい
答え 温めるほうがオススメです。
疲れ目は、主に目の筋肉が疲れてコリが生じ、血流が悪くなることで起こります。
長時間のパソコン作業や度が合っていないメガネやコンタクトなどで気づかぬうちに目が疲れてしまいます。
温めて血流を促し、緊張をゆるめてあげる方が良いでしょう。
ホットタオルで一息いれるのも効果的です。
冷たいタオルなどを当てて冷やしてしまうと、血行が悪くなり、顔色までよどんでしまいます。
【3】緑は目によい
答え 遠くを見ることで良い影響があります。
よく聞く言い伝えですが、木々などの緑そのものには視力を回復させる効果は現在確認されていません。
しかし、遠くの木々や森、山などを見るとき、私たちは意識的に遠くにピントを合わせます。
この時、疲れ目の原因である毛様体筋の緊張がゆるむため、自然と目のリラックスを促すことになります。
この事から『緑は目によい』と言われるのかもしれませんね。
【4】目薬は1滴で充分!
答え その通り。1滴でも目から溢れます。
点眼薬の1滴は約30~50μl(マイクロリットル)で、そのうち目にためる事ができる量は、約20~30μlと言われています。
上手に点眼した1滴でさえも目からこぼれてしまうのです。
【5】遺伝性の目の病気がある。
答え あると考えられています。
代表的なものには、みなさんも知っている近視や乱視、遠視のほか、白内障や緑内障があります。
とはいえ、必ず遺伝するとも限らないようで、日頃からコンディションや見え方に注意し、異常を感じたら早めに眼科を受診しましょう。
【6】『抗酸化成分』をとるとよい。
答え その通りです。さまざまな種類をとりましょう!
野菜や果物に含まれるビタミンA、C、Eには、体をサビつかせ老化を引き起こす活性酸素の害を遠ざける、抗酸化の働きがあります。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンも抗酸化パワーの高い成分です。
ものを見るために必要なロドプシンという物質の再合成を促すよう働くので、加齢や使いすぎで、疲れ目が気になる人にぜひオススメです!
また、マリーゴールドやほうれん草などに含まれる色素成分ルテインは、網膜にも存在する抗酸化成分です。
紫外線の影響を受けやすい水晶体や網膜を、活性酸素の害から守ってくれるのです。
その他にも、エビやカニに含まれる赤い色素アスタキサンチンなどが有名です。
これらを積極的に取り入れて、目の健康に役立てたいですね。
【7】老眼鏡を使うと老眼が進むらしい
答え メガネが原因で進むことはありません。
老眼は誰にでも起こる目の老化現象です。
加齢とともにレンズの役割を果たす水晶体が硬くなり、毛様体筋のピント調整機能が衰えて、近くが見えづらくなります。
誰でも40~60歳ころまでは進行すると言われており、メガネをかける・かけないは関係ありません。
逆に、見え方に不便を感じていながらメガネをかけずにいるほうが、目に負担をかけてしまいます。
老眼は、目に合ったメガネできちんとサポートしてあげましょう。
【8】近視だと老眼になりにくい
答え いいえ。気づきにくいだけです。
近視の人も、加齢により目の機能は老化します。
ただ、近くにピントが合いやすく、メガネを外した状態だと近くの物が比較的よく見えるため、老眼が始まっていても気づきにくいということのようです。
【9】スマホやパソコンの使い過ぎでも老眼になる?
答え はい。『スマホ老眼』にご用心を
まだ若い人でも、スマホなどの使い過ぎで、長時間目に負担をかけすぎると、ピント調節を担う毛様体筋が疲れてしまいます。
そのために近くの物にピントが合わなくなったり、夕方になると物が見えづらいなどといった状態が『スマホ老眼』と呼ばれる症状です。
老眼を自覚するのは通常40歳頃と言われていますが、スマホ老眼は30代までの若い世代にみられるのが特徴です。
近年、スマホ老眼になる方が急増してきています。
放っておくとも、見えにくいだけでなく、集中力の低下、肩こりや頭痛などの症状なども出てくるので目を酷使しないよう心がけましょう。
いかがでしたか?
いろいろ探して書いてみましたが、視界にまつわるウソ・ホント、あれこれありましたね。
私も目が悪い上に、パソコンやスマホばかり見ているのでこれからは気を付けようと思います。